・バイオハザードのあらすじは?
・主人公って誰なの?
今回はこんな疑問に答えます。
バイオハザードは今までかなりの数のソフトが出ていますが、作品ごとの主人公やあらすじって結構わかりにくいですよね。
そこで今回は作品ごとの主人公とあらすじを簡単にですが解説します。
※携帯アプリで配信されていたシリーズは今回含んでいません。
- バイオハザードの作品ごとのあらすじと主人公
- バイオハザード
- バイオハザード2
- バイオハザード3 LAST ESCAPE
- バイオハザード ガンサバイバー
- バイオハザード CODE:Veronica
- バイオハザード ガンサバイバー2 CODE:Veronica
- バイオハザード[リメイク版]
- バイオハザード GAIDEN
- バイオハザード0
- バイオハザード アウトブレイク
- バイオハザード ガンサバイバー4 HEROES NEVER DIE
- バイオハザード アウトブレイク FILE2
- バイオハザード4
- バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ
- バイオハザード5
- バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ
- バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D
- バイオハザード リベレーションズ
- バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ
- バイオハザード6
- バイオハザード リベレーションズ2
- バイオハザード アンブレラコア
- バイオハザード7
- バイオハザード RE:2
- バイオハザード RE:3
- [全作品]バイオハザードのソフト一覧と時系列を振り返ってみた:まとめ
バイオハザードの作品ごとのあらすじと主人公
バイオハザード
1996年3月22日にプレイステーション(以下PS)で発売されました。
(その後は、セガサターンとPCでも出ています。ビギナーモード(初心者向け)とアレンジモード(上級者モード)が収録されているディレクターズカット版も出ました)
ゲーム上での出来事としては、1998年7月24日です。
地方都市ラクーンシティの郊外で、孤立した民家が10人前後のグループに襲われ、住民が食い殺されるという猟奇的殺人事件が発生。
ラクーン市警は特殊部隊「S.T.A.R.S」に出動を要請しました。
7月23日の夜、同部隊のブラヴォーチームが街郊外のアークレイ山地にヘリで捜査に向かったが、その後通信が途絶え、チームは行方不明となってしまうというところからゲームが始まります。
バイオハザード2
1998年1月29日にPSで発売されました。
(その後は、PCとドリームキャストとニンテンドー64とゲームキューブで出ています。デュアルショックバージョンでは、エクストリームバトルというミニゲームも遊べます)
ゲーム上の出来事としては、1998年9月29日です。
洋館事件から2ヶ月後の話です。
アンブレラ(ラクーンシティにある巨大製薬企業)の上層部の派遣した特殊部隊による襲撃が原因で、Tウイルスがネズミを介してラクーンシティに広まってしまいます。
そんな状態のラクーンシティに2人の主人公が来て、事件に巻き込まれていきます。
バイオハザード3 LAST ESCAPE
1999年9月22日にPSで発売されました。
(その後は、PCとドリームキャストとゲームキューブで出ています)
ゲーム上の出来事としては、1998年9月28日です。
バイオハザード2の前日からの話です。
操作キャラは、バイオハザード1の主要キャラであるジルです。
ラクーンシティで独自に捜査をしていたジルが、ラクーンシティから脱出するまでの話です。
そしてどこまでも追いかけてくるネメシスが当時怖かった…。
バイオハザード ガンサバイバー
2000年1月27日にPSで発売されました。
ゲーム上の出来事としては、1998年11月22日です。
こちらの作品は、今までの作品と違い、外伝的な内容になっています。
第2のラクーンシティとなった「シーナ島」から、記憶を失った謎の青年が脱出を目指す内容になっています。
またゲームの特徴として、主観視点のガンシューティング形式になっています。
バイオハザード CODE:Veronica
2000年2月3日にドリームキャストで発売されました。
(その後は、PS2とゲームキューブで出ています)
ゲーム上の出来事としては、1998年12月の出来事です。(日付は不明)
ラクーンシティ消滅から2ヶ月後、クレアはアンブレラ社調査のためにヨーロッパに向かった兄クリスを追い、単身でフランスに渡る。
クレアはアンブレラのパリ研究所に潜入したものの警備隊に捕まり、孤島ロックフォート島の刑務所へ移送されてしまいます。
収容後ほどなく島が謎の戦闘部隊の襲撃を受けて全滅し、T-ウイルスが島全体に漏洩してバイオハザードが起きてしまうところからゲームスタート。
バイオハザード ガンサバイバー2 CODE:Veronica
2001年11月8日にPS2で発売されました。
(最初はゲームセンターで遊べるアーケードゲームでした。)
コードベロニカを題材に、ガンサバイバーとして発売された作品です。
内容は、クレアとスティーブがロックフォート島からの脱出を目指すところまでの内容になっています。
ただ原作のコードベロニカには登場しなかった、ネメシス(バイオ3の追跡者)が出てきたりと、本編とは関係のないパラレルワールド的な扱いになっています。
バイオハザード[リメイク版]
2002年3月22日でゲームキューブで発売されました。
(その後は、Wii、XboxOne、PS3、PS4、Switchで出ています)
バイオハザードのリメイク作品です。
原作のバイオハザードのストーリーを元にいくつか変更点もあります。
バイオハザードをすでにプレイ済みでも、変更点が結構多いので楽しめる内容になっています。
ストーリーの主軸は原作と大きな変更点はなく、操作キャラは変わらずクリスとジルです。
後の宿敵になるウェスカーももちろん出てきます。
バイオハザード GAIDEN
2002年3月29日にゲームボーイで発売されました。
こちらの作品は、本編とは関係のない完全なオリジナル作品になっています。
元S.T.A.R.S.隊員やアンブレラ薬品からの脱走者が、アンブレラに対抗する地下組織を結成した。
バリー・バートン、レオン・S・ケネディもその地下組織に参加しています。
他人に擬態する能力を持った新型B.O.W.が豪華客船STARLIGHT号に乗り込んだことから、最初にレオンが抹殺任務を帯びて同船に潜入する。
しかしレオンからの連絡が途絶えたことで次にバリー・バートンが派遣されることとなった。
Wikipediaより引用
バリーやレオンなど、過去作にも出ているキャラは一応使われています。
ただキャラの顔は大分違う感じになっています。
左がバリー、右がレオン。
レオンとかもはや誰?という感じ(笑)
戦闘が独特の形式をとっており、戦闘時は一人称視点となり画面の表示に合わせてボタンをタイミングよく押すことにより敵を倒していく仕様になっています。
バイオハザード0
2002年11月21日にゲームキューブで発売されました。
(その後は、Wii、XboxOne、Xbox360、PS3、PS4、PC、Switchで出ています)
ゲーム上の出来事としては、1998年7月23日です。
洋館事件の前日の話です。
多発している猟奇殺人事件による犠牲者が続出し、ラクーン市警は精鋭部隊S.T.A.R.Sを投入しました。
ブラヴォーチームがヘリで捜査に訪れますが、エンジントラブルに見舞われ森の中へ不時着してしまいます。
ヘリから降りたブラヴォーチームは、横転した軍用囚人護送車と二人の死体を発見。護送されていた元海軍少尉ビリー・コーエンが殺害して逃走したと判断し、隊員たちは周辺捜索を開始します。
新入隊員レベッカ・チェンバースは奇妙にも森の中で停車している“黄道特急”と記された列車を発見し、逃亡犯が隠れている可能性から車内に侵入するところからスタートします。
今作はザッピングシステムという、レベッカとビリーをボタン1つで操作キャラを変更しながら、謎解きやステージクリアを目指す仕様になっています。
バイオハザード アウトブレイク
2003年12月11日にPS2で発売されました。
(PS2をインターネットに接続することで、オンラインプレイが可能でした。ただし2011年6月30日をもって対応していたオンラインサービスが終了したため、現在はオフラインのみでのプレイになっています)
ゲーム上の出来事としては、バイオ2や3とちょうど同じくらいの時間軸になっています。
8人の一般市民から操作キャラを選び、5つのシナリオから選んでプレイする内容になっています。
バイオハザード ガンサバイバー4 HEROES NEVER DIE
2003年2月13日にPS2で発売されました。
(※ちなみに「ガンサバイバー3」は、ディノクライシスを題材にしているため、バイオハザードシリーズには含まれていません。)
ゲーム上の出来事としては、2002年9月の話です。
アンブレラ開発研究所パリ支部の試薬倉庫からT-ウィルスが盗まれる事件が発生する。
その数日後、今度は太平洋上で各国のVIPが集まったアンブレラが所有する豪華客船「スペンサーレイン号」がシージャックされる。
対アンブレラ追撃調査チーム工作員ブルースは両事件がアンブレラ元社員モーフィアスの犯行と知り、豪華客船に単独乗り込む。
Wikipediaから引用
この作品は、今までの作品と違って過去のキャラは出てこないので、一見するとバイオっぽくないですが、アンブレラやバイオおなじみのクリーチャーは出てきます。
バイオハザード アウトブレイク FILE2
2004年9月9日にPS2で発売されました。
アウトブレイクの続編になります。
操作キャラは、前作と同じ一般市民8人です。
ステージがメインシナリオが5つとエクストラシナリオが3つあります。
バイオハザード4
2005年1月27日にゲームキューブで発売されました。
(その後は、PS2、Wii、PC、PS3、Xbox360、PS4、XboxOne、Switchで出ています)
ゲーム上の出来事としては、2004年の秋頃です。
1998年のラクーンシティ事件後、事件の元凶になったアンブレラは政府から業務停止命令を受けて、株価が暴落し、倒産してしまいます。
バイオ2の主人公だったレオンは、能力を認められ、合衆国政府の直属のエージェントとして訓練を受けます。
ラクーン事件後、レオンは初任務として大統領令嬢アシュリー・グラハムの護衛に就く予定だったが、彼女が何者かに誘拐され、しかも内通者の存在が疑われたことから単独での捜査の指令が下ります。
わずかな目撃情報を頼りにヨーロッパへ飛んでとある辺境の村を訪れたレオンは、聞き込みを始めた直後にいきなり村人の襲撃を受けてしまいます。
今作からTPS(3人称視点)になったり、クリーチャーを倒すとアイテムが出たり体術が使えたりと、かなりアクション要素が強くなっています。
またバイオ2に出ていたエイダも出ます。
バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ
2007年11月15日にWiiで発売されました。
この作品は、過去のバイオハザードシリーズ(バイオ0、バイオ1、バイオ3)のストーリー3つとオリジナルストーリーである「アンブレラ終焉」の合計4つのストーリーをプレイできます。
また過去の事件の裏側が語られていたり、プレイヤーキャラでウェスカーが使えます。
ゲームはガンサバイバーと同じく、一人称視点になっています。
バイオハザード5
2009年3月5日にPS3とXbox360で発売されました。
(その後は、PC、PS4、XboxOne、Switchで出ました。)
ゲーム上の出来事としては、2009年3月頃です。
前作のバイオ4から5年後の話で、舞台はアフリカです。
アンブレラが崩壊した後、世界中に生物兵器が流れ、テロリストによって紛争地域で悪用されていました。
各国はテロの封じ込めとして、アンブレラを倒したバイオテロ部隊をBSAAとして再編します。
その組織の一員、クリス・レッドフィールドがアフリカ西部の街キジュジュ自治区を訪れるところからゲームスタート。
この作品は、パートナーであるシェバ・アローマと行動をともにして、協力しながらストーリーを進めていきます。
相棒のジルと宿敵であるウェスカーも出てきます。
バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ
2010年1月14日にWiiで発売されました。
アンブレラ・クロニクルズの続編です。
アンブレラ・クロニクルズと同じく、一人称視点のガンシューティングです。
3つのステージと特定の条件を満たすともう1つのステージが追加されます。それぞれのステージで選択できるキャラが異なります。
今作は正史(正しい歴史)とは、少しストーリーが変わっています。
(例えば、ロバートケンド(バイオ2に出てくる鉄砲屋の店主)がレオンやクレアが来る前に殺されてしまいます。)
バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D
2011年6月2日に3DSで発売されました。
バイオハザード5の「THE MERCENARIES」をベースにしていて、一定秒数以内に次の敵を倒してコンボを繋いでいくことに加え、体術で敵に止めを刺すことで残りタイムを増やしながらスコアを稼いでいく内容になっています。
バイオハザード リベレーションズ
2012年1月26日に3DSで発売されました。
(その後は、PS3、Xbox360、Wii U、PC、PS4、XboxOne、Switchで出ています。)
ゲーム上の出来事としては、2005年です。
時系列的には、バイオ4とバイオ5の間です。
バイオ5で登場したBSAAの元に、エージェントのクリス・レッドフィールドとジェシカ・シェラワットが失踪したとの連絡がきます。
クリス捜索のために、ジル・バレンタインとパーカー・ルチアーニは、地中海に浮かぶ豪華客船『クイーン・ゼノビア』に乗り込み、調査を開始します。
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ
2012年4月26日にPS3、Xbox360、PCで発売されました。
ゲーム上の出来事としては、バイオ2とバイオ3間に位置します。
ラクーンシティを舞台に、アンブレラ側の視点からバイオハザードを体験していくことになります。
ただステージの構造や結末が正史とは違うので、パラレルワールドにあたります。
また1人用のモードのほかに、協力プレイが可能なco-opモード、最大8人まで遊べるマルチプレイモード、さらには今までのシリーズに登場したキャラクターでプレイ可能な「HEROES」モードがあります。
バイオハザード6
2012年10月4日にPS3とXbox360で発売されました。
(その後は、PC、PS4、XboxOne、Switchで出ました)
ゲーム上の出来事としては、2012年12月24日から2013年6月29日です。
ラクーンシティの事件から15年後の2013年、中国の都市「達芝(ターチィ)」を史上最悪のバイオテロが起こり、世界を震撼(しんかん)させます。
新型ウィルス兵器「C-ウィルス」によって、人々が異形の怪物と化し、街が地獄となっている中、レオン・S・ケネディは傷ついたヘレナ・ハーパーと共に行動しているところからスタートします。
今回は4人の主人公にそれぞれのストーリーがあり、同じ舞台や同じ時間軸で進行していく形式になっています。また体術の種類が増えており、かなりアクション性が高くなっています。
作品のボリュームもかなりあります。
バイオハザード リベレーションズ2
2015年3月19日にPS3、Xbox360、PS4、XboxOne、PCに発売されました。
(その後は、PSVita、Switchで出ています)
リベレーションズの続編です。
ゲーム上の出来事としては、2011年です。
時系列的には、バイオ5とバイオ6の間に起こった事件です。
NGO団体「テラセイブ」に所属し、バイオテロの告発や被災者たちの支援に世界を飛び回っていたクレア・レッドフィールド。
ある日、本部で催されたパーティーに参加しており、そこには新人職員のモイラ・バートンもいました。
本部へなだれ込んできた謎の特殊部隊により機密情報漏洩とスパイ嫌疑という身に覚えのない罪をかけられたクレアは、その場にいたテラセイブの仲間たちと共に身柄を拘束され、孤島の収容所へ収監されてしまいます。
本作は舞台が絶海の孤島ということもあり、同じく主要キャラだったコードベロニカのオマージュ作品の一面ももっています。
主人公はクレアと元ラクーンシティ市警の特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員のバリー・バートンです。
バイオハザード アンブレラコア
2016年6月23日にPS4、PCで発売されました。
本作は、バイオハザードを題材にしたオンライン対戦用の三人称視点のシューティングゲームです。
本編のストーリーとの繋がりはありませんが、アンブレラやクリーチャーなどはバイオお馴染みのものになっています。
バイオハザード7
2017年1月26日にPS4、XboxOne、PCで発売されました。
ゲーム上の出来事としては、2017年の7月頃です。
ナンバリング初の一般人主人公だったのと、一人称視点になった作品です。
バイオ6から4年後の話であり、主人公のイーサン・ウィンターズが妻のミア・ウィンターズから受け取ったメッセージをきっかけに、バイオハザードに見舞われた家に潜入し、ミアの救出と脱退を目指ストーリーです。
かなりホラーに特化した作品なのと、今作から新しいゲームエンジン「REエンジン」が搭載されました。
またPlayStation VRにも対応しているので、より濃密な恐怖体験ができる作品なっています。
またクリスも最後に少し出てきます。
バイオハザード RE:2
2019年1月25日にPS4、XboxOne、PCで発売されました。
1998年に発売されたバイオハザード2のリメイク作品です。
バイオ7と同じ「REエンジン」が使われているので、かなり綺麗な映像になっています。
ストーリーは基本的に変わっていませんが、マップの構造やアイテム、クリーチャーが変更されています。
この他にも武器種もかわったり、キーアイテムがかわったりと色々と変更点はありますが、原作をプレイしている人もそうでない人も、楽しめる内容になっています。
バイオハザード RE:3
2020年4月3日にPS4、XboxOne、PCで発売されました。
1999年に発売されたバイオハザード3のリメイク作品です。
RE3もバイオ7、RE2と同じく「REエンジン」が使われているので、かなり綺麗な映像になっています。
RE3は、RE2よりも原作と比べるとかなり変更されていると思います。
プレイした人ならわかると思いますが、結構別ゲーになっています。
ただこれはこれでアリかなと思うので、原作ファンも楽しめると思います。
(ネメシスは相変わらず怖い…)
[全作品]バイオハザードのソフト一覧と時系列を振り返ってみた:まとめ
今回は、バイオハザードの全てのソフトと共に歴史を振り返ってみました。
振り返ってみると、バイオハザードってかなりシリーズが出ているなと改めて感じました。
まだ未プレイの作品もいくつかあったので、全シリーズプレイも目指していきたいと思います。
↓他にも色々と書いていますので、ご覧ください。
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